【第52回社労士試験】令和2年(2020年)合格ライン予想

社労士試験

【第53回社労士試験】令和3年(2021年)合格ライン予想については下記になります。
また、各科目の選択式の解説についてもよろしければご覧ください。

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選択式

総論

昨年(第51回・2019年)との難易度を比較すると、
・労安→やや難化
・労災→ほぼ変わらず
・雇用→ほぼ変わらず
・労一→やや難化
・社一→やや易化(昨年が難しすぎた?!)
・健保→やや難化
・厚年→ほぼ変わらず
・国年→ほぼ変わらず
労一と社一をトータルで見た場合、昨年との平均点の差異はさほどないかも知れません。労安と健保でそれぞれ昨年より1点近く(トータルで1.5~2点程度)下げることになるのではと予想します。

救済科目

基準点が3点から2点に引き下がる可能性があるのは、労一・社一・健保の3科目です。
労一→調査名1テーマに絞ったことで、高得点組と0,1点組の受験生とで分かれるかも知れません。
社一→昨年よりは易しいものの、得点は取りにくいものが多い。「B」肢の「年金」を正解し、他の肢でどれか取って2点(以上)の受験生がどのくらいいるかが補正の分岐点かも。
健保→合格ラインに乗る受験生は大丈夫な科目かも知れませんが、受験生全体で見たときに、どの肢も2択までは絞れるものの正解肢に辿り着きづらいものが目立ちました。
労安に関しては、寄宿舎と海外派遣の2問はどの受験生も取ってくる可能性が高いとみています。

労一・社一・健保の3科目ともに、救済の可能性は五分五分とみています。
3科目とも救済されるかも知れませんし、3科目とも救済されないことも否定できません。
全科目救済無しなら平成19年以来です。

予想合格ライン

総得点24点以上かつ各科目3点以上(ただし、労務管理その他の労働に関する一般常識、社会保険に関する一般常識、及び健康保険法は2点以上)

択一式

総論

全体を一通り読み進めたのみですが、問題のボリュームは昨年並で、個数問題が減り、組み合わせ問題が増加。組み合わせ問題は知識によっては五択よりも正解しやすい側面を持っていることから、昨年より平均点が1点程度上がると予想します。初っ端、労働基準法の問1~問3でいかにペースを乱されないようにするかがポイントでした。

救済科目

昨年同様、一般常識のカテゴリが難しい部類ではありますが、基準点を引き下げる(4点→3点)までには至らなさそうです。

予想合格ライン

総得点44点以上かつ各科目4点以上である者
(没問題や重複解となる問題がないことを想定しています。)

まとめ

※ 8月31日現在の合格ライン予想

選択式試験は、総得点24点以上かつ各科目3点以上(ただし、労務管理その他の労働に関する一般常識、社会保険に関する一般常識、及び健康保険法は2点以上)である者
択一式試験は、総得点44点以上かつ各科目4点以上である者

この合格予想基準は、管理人独自の見解です。合格ラインや救済科目についてのお問い合わせ等は承っておりませんので、ご了承ください。

9月30日に択一式労災問6が全問正解(没問)扱いとなることが社労士試験オフィシャルサイトより案内されました。その結果を踏まえた最終合格予想はこちらに掲載しています。

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