【社労士試験対策】問題を解く順番をどうするか。

社労士試験
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私、管理人はこう解いていました。

選択式

 1ページ目から順番通りに解いていました。
・始めの合図とともにページ数(乱丁・落丁)の確認(途中、労一の解答群だけチラッと見てしまう。。。)
・労安→労災→雇用→労一→社一→健保→厚年→国年の順番で解く。

択一式

 選択式とは異なり、科目は掲載の逆の順番に解いていました。
・始めの合図とともにページ数(乱丁・落丁)の確認
・国年から厚年→健保→一般常識→雇用→労災→労安の順番で解く。

解く順番をそう決めた理由

選択式

 選択式は、80分ですが時間が足りなくなることはまずありません。むしろ初学者の方でも余ると思います。時間が余り見直しをかけると、迷ったあげく疑心暗鬼になり、正解していたのに誤った方へマークを変えてしまうこともあります。
1科目平均10分時間を取れますが、場合によっては1科目数分で解けてしまうこともあり、あまりペース配分や解く順番は選択式に関しては考えませんでした。じっくり目の前の問題に集中することが肝要です。

択一式

 択一式は、選択式とうってかわって時間との戦いになります。7科目(労一と社一は一般常識として括る)70問を210分、1問を3分で解くことになり、1つの肢にかけられる時間は1分もありません。
 そこで試験を受ける前から問題を解く順番を決めてかかりました。

国年から解いた理由

 学習する順番が国年→厚年であるためです。年金に関しては国年(1階部分)をベースに考え、厚年(2階部分)がその上に存在すると学習しているため、頭の中で国年の部分を思い出し問題を解きつつ、次の厚年問題を解くための足掛かりとします。

国年→厚年→健保と解いた理由

 年金科目と健保は基本的に暗記(知識)科目です。半面、労基や雇用は現場志向(見たことない判例から推理したり、実務をイメージしたりする)が多いので、暗記科目である年金などをさっさと終わらせていくほうが得策です。
 また、私が合格した令和元年(第51回)の試験では感じませんでしたが、令和2年(第52回)の労基は1~3問目の難易度が高く、それこそ1ページ目から解こうとした方はペースを乱されたかも知れません。宅建とかもそうですが、1問目(宅建なら民法)に超難問をもってきてメンタルを削ぐ作りになると、頭のエンジンがかかりにくく、その後の科目に影響が出ます。それを避けるためにも暗記科目となる年金等は知識を先に吐き出しておいて得点源とするほうが無難と言えます。

時間配分

 模擬試験を通して、科目ごとに何分までに終わらせるかはおおよそ決めて取り掛かりました。
・13:20~13:45(国年)
・13:45~14:10(厚年)
・試験委員を呼び御手洗へ、席に着くタイミングで水分補給の許可をもらう。
・14:20~14:45(健保)
・14:45~15:10(一般常識)
・試験委員を呼び御手洗へ、席に着くタイミングで水分補給の許可をもらう(2回目)。
・15:20~15:45(雇用)
・15:45~16:10(労災)
・16:10~16:35(労安)
・16:35~16:50(見直し)
 御手洗は試験当日、行きたくなかったとしても席を外して少し歩く→戻って水を飲む。ことも決めていました。

見直し時間の使い方

 試験終了後、各予備校が実施している合否判断に利用するためにも自身の解答をまとめた表を問題用紙の最後のページなどに作ります。

きたない字ですいません。。。
(赤ボールペンは帰宅後の採点です。)

 問題用紙の各問ごとにつけた正解肢、マークの位置、上記のような解答復元表の3つとも揃っているか確認します。

どうしてもわからない、解答を絞れない場合はどうするか

 ずれたままマークし続ける恐れもあるため、とりあえず何か(その段階で一番正解と思えるもの)にマークをしておき、問題用紙に大きく「?」マークを付けておくことをお勧めします。私は最終的に飛ばした問題はありませんでしたが、このケースも模擬試験をとおして、自分ならどうするかを決めておく方が良いと思います。

まとめ

 時間配分について、選択式はそれほど気にしなくても良いですが、択一式は210分の長丁場のため、御手洗など、席を外すタイミングも含め、模擬試験(できれば会場受験)を通じて最もパフォーマンスの出せる解き方(ルーティン)を試験本番前に決めておくことが力を出し切る得策になります。

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