令和5年(2023年)宅建試験 合格点予想

宅建士
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令和5年10月15日に、宅地建物取引士資格試験が実施されました。

 受験生の皆様、長時間の試験お疲れさまでした。
 合格発表日は11月21日(火)9時半です。
 私は宅地建物取引主任者時代の平成26年に合格し、1度更新を行い、現在は宅地建物取引士証を持っています。宅建に関する仕事は何もしておりませんが、受験した資格に関してはやっぱり何年経ってもどんな問題が出されたのか気になるものです。
 ここでは各科目の出題レベル、合格点予想をしていきたいと思います。

全体、各科目の難易度と目標点について

 問題のレベルは全体的には昨年と同様程度と感じました。権利関係は確実に得点源に出来る問題が5問程度あり、その問いを確実に拾っておくことがポイントです。また超難問と言った類のものはなかったため、各問とも2択まで絞ることは出来ました。過去問対策なり、一般常識的な現場でのロジックを組み合わせて正解へとたどり着くようにすれば半分(7点)以上は取れそうな問題構成でした。
 法令上の制限が昨年より少し易しくなったと考えられ、合格ラインを少し押し上げそうな内容でした。
 また過去問やテキストで見たことない場合でも現場対応で解くような問題も見られましたが、現場対応力も過去問演習あってこその”チカラ”を発揮するものです。取れる問題を確実に取ることと、捨て問題は思い切って捨ての選択を(もちろんどこかにマークしておくことは絶対です。)行い、受験生の解答が割れそうな(正解率50~60%)問題を少しずつ拾っていくことで合格点数にたどり着くこととなるでしょう。

権利関係(問1~14)

 問3,7,8,11,12,13,14でまず目標点数である7点に載せたいところ。残りの問題で1点でも多く上積みしたい内容でした。

 目標点数・・・7点以上

法令上の制限(問15~22)

 この分野も超難問はなく、比較的取りやすい問題が続きました。問20は少々難しめでした。問17か18はどちらかで取れれば良しと言えるでしょう。

 目標点数・・・6点以上

その他の法令(問23~25)

 問23(印紙税)・問25を取りたいところ。問24は難しめの問題でした。

 目標点数・・・2点以上

宅建業法(問26~45)

 個数問題は昨年より増えて7問となりましたが、比較的取りやすい問題が多かった印象です。ただし問26については解けなくても致し方ありません。また問41も難易度は高めでしたのでこの2問は取れなくてもさほど問題はありません。逆に問30,33,34で取りこぼしをしないように注意したいところです。

 目標点数・・・17点以上

5問免除(問46~50)

 昨年よりは難しく、まずは3点以上(問46,47,49)は取りたい問題構成でした。問48の統計は難しく、問50とどちらかで1点上乗せしたいところです。

 目標点数・・・4点以上

合格点予想

【 37点 】

 各目標点数を足すと36点となりますが、各科目での目標点数(合格のために取っておきたい最低ライン)であり、合格するためには、どこかの科目で1点(権利関係を7→8点に、もしくは宅建業法を17→18点にする等)を上乗せする必要があります。

この合格予想基準は、管理人独自の見解です。合格ラインや救済科目についてのお問い合わせ等は承っておりませんので、ご了承ください。

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