「社会保険労務士」になるにはいくらかかるのか

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社労士試験合格者→「社会保険労務士」になるには

 令和2年度の合格発表日は11月6日(金)です。ただ、試験に合格しただけでは「社会保険労務士(社労士)」と名乗ることはできず、”2年間の実務経験”を積む必要があります。実務経験があれば「従事期間証明書」を登録時に提出します。未経験であれば、全国社会保険労務士会連合会が行っている「事務指定講習」を受けて修了証をもらわなければなりません。
 私、管理人は実務経験があったので、当該会社の代表取締役に「従事期間証明書」へのサインをもらいました。

社労士試験合格から「社会保険労務士」になるまでの流れとかかる費用

合格発表から社労士になるまでの流れ

 管理人の場合、下記のような流れで「社労士」になりました。

1・令和元年11月8日/第51回社会保険労務士試験合格発表
2・令和元年11月9日/簡易書留で結果通知が届く(合格証書と点数が印字されたハガキが入っています。)
3・令和元年11月11日/社会保険労務士 新規登録・入会説明会に申込む。(大阪社労士会の場合、トップページの中ほど右側にある【新規登録・入会】と言うバナーから申込専用フォームを印刷できます。)※FAXか郵送ですが、私はFAXで申込みをしました。
4・令和元年11月20日/大阪社労士会から入会関係書類が届く
5・令和元年11月26日/入会金等を郵便局から振り込む&収入印紙を買う(具体的金額は下記です。)&住民票の写しを取りに行く&証明写真を撮る。
6・令和元年11月27日/簡易書留で関係書類を大阪社労士会に送る。(書類の送付期限は12月2日でした。)
7・令和元年12月4日/大阪社労士会にて説明会(この時に入会金等を振り込んだ際の受領証を念のため持参しておきます。)

社会保険労務士バッジ(徽章)は説明会終了時にもらえます。

2020年12月5日追記:上記3番の”FAXで申し込み”とありますが、現在は【出席申込フォーム】から必要情報を記入・送信と言う形に変更されていることを確認しました。

8・令和2年1月1日付/社会保険労務士として新規登録、活動開始可能に。

費用(諸経費)

  説明会当日までには下記のような金額がかかりました。
・ 登録免許税(収入印紙代として)/¥30,000
・ 登録手数料/¥30,000(※)
・ 入会金(開業社労士)/¥150,000(※)
・ 会費/月割り¥7,000×3か月分(登録が1月で3月が年度末のため)=¥21,000(※)

(※)登録手数料+入会金+会費の合計(¥201,000)を郵便局にて一括で払い、その受領証を12月4日の説明会時に持っていくことになります。

・ その他費用(書類発送(簡易書留)料、証明写真代、住民票取得費用等)

・ 政治連盟費用/年間¥6,000

政治連盟費用は強制ではありませんが、説明会の際、政治連盟の担当の方から連盟費用の使われ方や活動内容についてのお話があります。私が説明会に参加した時の出席者は、ほぼ支払の意思を示していたかと思います。

  総額:¥237,000+@

まとめ

 もしかすると、試験勉強の時に買ったテキスト代等よりも高くなるかもしれませんね。「事務指定講習」を受けるとさらに費用(¥77,000)がかかります。私も上記金額をいつまでに回収できるかはわかりませんが「社労士」として活動できることは今の仕事においてもメリットがあります。
 別のブログでは「従事期間証明書」の書き方や社労士の区分(開業社労士、勤務社労士、その他)について説明したいと思います。

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