令和4年度宅地建物取引士資格試験合格発表

宅建士
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❖ 合否判定基準

50問中36問以上正解
(登録講習修了者 45問中31問以上正解)

❖ 合格者の概要

・合格者数/36,525人
・合格率 /17.0%
合格された皆様、本当におめでとうございます。

❖ 問48は没問扱い(全員正解扱い)となりました。

 問48・選択肢4「第1四半期から第4四半期まで連続で対前期比増となった」との記述は、令和4年9月30日国土交通省発表のデータ改訂に伴い、第2四半期の対前期比は同年8月31日発表の「+0.7%」から「▲(マイナス)0.0%」に改訂されており、問48は正解肢のない問題となっていることが判明したため、問48については、全ての解答を正解として取り扱うこととなっています。

❖ 総評

 合格率が17.0%と前年10月試験(17.9%)より若干下がり、合格点は36点(前年10月試験は34点)となりました。試験問題作成者としては今後も合格点は35点前後になるようなレベルの作問をしてくると思います。
 以前のブログ各科目の目標点数をあげ、その合計点を35点とし、上乗せでどこかの科目で1点取って36点に乗せたいと記事にしまして、その通りの結果となり予想的中しました
 難しい問いは誰が解いても難しく、逆に正答率が高い問題も多かった印象をうけます。そのため、宅建業法がケアレスミスで落とせない科目となりつつあります。個数問題が全体的に少なくなれば、自ずと合格ラインも上がる傾向と言えます。受験者数も前年より増えており、試験レベルも年々難化していると感じました。
 権利関係問題を深追いせず、業法の一問一答などで知識の定着を図ることが合格への重要ポイントと今後もなってくるでしょう。

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