自宅を引っ越した場合、もしくは事務所を移転した場合、所属の社会保険労務士会に手続き(報告)する必要があります。
個人的に自宅(兼事務所)を引っ越ししたため、備忘録を兼ねて手順と手続きにかかる費用についてまとめました。
おおまかな流れ
1・所属先の社会保険労務士会へ連絡
2・必要書類を郵送してもらう
3・添付書類を用意、申請書に必要事項を記入
4・必要な手数料を振り込む
5・変更事項を記入した用紙を社会保険労務士会へ送付する
6・新しい会員証、及び名札が届いた後、旧会員証・旧名札を返却する
所属先の社会保険労務士会へ連絡
社労士会の問い合わせフォーム、もしくは連絡先に電話をし、引っ越し(移動)に関する概要を伝え、必要書類を指定の宛先まで送ってもらいます。
私の場合は、問い合わせフォームに引っ越しの件を伝え、連絡した翌日に社労士会から確認の電話をいただきました。自宅の引っ越し=事務所の引っ越しであることを追加情報として伝えたところ、送付されてきた案内書面に担当の方から該当部分がわかるように、手書きで申請書作成にかかる補足をしていただきました。
必要書類を郵送してもらう
案内書面等が申請後、およそ3~5営業日程で届きますので、中身を確認します。
添付書類を用意、申請書に必要事項を記入
住所(自宅)の変更、並びに事務所の所在地の変更に必要な添付書類は、
・ 住民票の写し(原本送付、コピー不可)
・ 写真(35㎜×25㎜程度のもの)1枚(送られてくる写真貼り付け台紙に糊付けしたうえで返送します。)
・ 会員証(縦長の社会保険労務士証票ではなく、事務所所在地が記載されている方です。)
・ 名札(社労士登録をした際にいただく、ストラップ付きのものです。名札に関しては支部名が記載されているため、支部の異動がある場合にのみ、交換返却となります。)
申請書は3枚一綴り(複写式)になっていますので、同封の記入見本を参考にしながら記入します。
個人的に記載間違いをした点は、登録申請書内の「変更年月日」について引っ越し日(移転日)を記載していましたが、月を遡る届け出ができないとの注釈がありました。そのため、引っ越しは4月に行いましたが、手続き書面の送付は5月でしたので、変更年月日は5月1日付に書き換えて送付をしました。
必要な手数料を振り込む
変更にかかる手数料は、各都道府県の社労士会によって違いがあると思いますが、大阪府社会保険労務士会では、当記事執筆現在は、変更登録申請が2,000円、個人会員証の書き換え手数料が1,000円の計3,000円となっています。
振込用紙も同封されていますので、金額を自分で記入し振り込みます。ゆうちょ銀行のATMからキャッシュカードを使って振り込む形が手数料も安くスムーズに振り込めると思います。
変更事項を記入した用紙を社会保険労務士会へ送付する
下記のものを送付します。
・ 変更登録申請書
・ 事務連絡票
・ 個人会員証 写真貼り付け台紙(要写真貼付)
・ 住民票の写し
新しい会員証、及び名札が届いた後、旧会員証・旧名札を返却する
当記事は送付段階で一旦アップをしていますので、新しい会員証が届く前となっています。送付後何日間で届くかわかり次第、当記事を更新いたします。
【追記:受領通知と新会員証の発送について】
受領通知
変更登録申請書の控え(受領通知)は各書類を送付してから約1週間後くらいに届きます。
新会員証
40~50日後を目途に、新会員証が届きます。(当方、名札に関しては支部移転がなかったため、新しい物が届くことはありませんでしたが、会員証と同等程度の期間になるものと思われます。)
新会員証が届いたら速やかに旧会員証は社労士会に返却しましょう(返却する文言や返信用封筒は同封されていませんでした。そのため、封筒、切手代は自分で用意する必要があります)。
変更申請にかかる必要経費
【 変更手数料(\3,000)+ 振込手数料 + 写真代 + 住民票発行手数料 + 切手代 】
※ 変更手数料は大阪府社会保険労務士会が定めている料金です。