「家賃支援給付金」の入金がありました。

健柔会・健鍼会

 私が役員として勤めている会社にて、「家賃支援給付金」の申請をし、先日入金の確認ができました。10月半ばにおいて、給付率はやっと50%を超えたようですが、いまだ書類不備のため給付されない。もしくは審査中のままとなっている会社、個人事業主もいるようです。
 ここでは備忘録も兼ねて、どのようにして入金まで至ったか、申請の際、気をつけた部分などを含めてまとめておきたいと思います。同じような不備を指摘されている方への解決への糸口になれば幸いです。
 ちなみに「家賃支援給付金」の申請締切日は2021年1月15日です。

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申請から入金に至るまでの期間(スケジュール)

 08月31日・・・最初の申請
 10月01日・・・不備ありとのメール連絡→同日再申請
 10月08日・・・入金確認
 1回の不備があり、再申請を経て、申請日起算で39日かかっての入金となりました。

不備と指摘された内容から再申請までの過程

不備内容の文言

【「賃料の支払い実績を証明する書類」の直近3か月分の賃料等の支払日が、申請受付日の前3か月以内であることを確認できません。申請要領「3-5.賃貸借契約情報」をご確認のうえ、申請受付日の前3か月以内の期間である賃料等の支払いに関する書類を添付し直してください。 】
・・・と言うものでした。

不備の検証

 再度確認すると、自分のミスであることがわかりました。この給付金の申請条件として、
【 申請時の直近3ヵ月分の賃料支払実績を証明する書類 】
と書かれているので、てっきり添付書類として、申請日が8月31日であったため、8月31日振込分・7月31日振込分・6月30日振込分と3枚の振込証明となる用紙を各々添付すれば良いとの認識を持っていましたがそうではなく、『申請日から1か月以内に支払ったことを証明する書類』は8月31日に家賃代金を振り込んだ書類を証明するもの。『申請日から3か月以内に支払ったことを証明する書類①』と『②』には、8,7,6月の3か月連続で(同じところに)家賃代金を振り込んだ書類を証明するものの添付をすることだと気づきました。
 ゆえに、『申請日から3か月以内に支払ったことを証明する書類①』と『②』の添付書類の中に、『申請日から1か月以内に支払ったことを証明する書類』で添付した書類が重複して入る形となりましたが、その形式で入金があったことから、解釈は間違ってないと思います。

『申請日から3か月以内に支払ったことを証明する書類』の①と②について

 ①には家主からの請求書とネットバンクから振り込んだ際の振込依頼完了書面をセットで、②には通帳に記帳された家賃支払にかかる日付・金額部分を3か月分スキャンして添付し、二重で証拠を出すようにしました。両方とも、金額・借主部分には赤ボールペンで丸囲みを行ってからデジタル画像化し添付しました。

賃貸借契約書の写しについて

 これについては、家主からのもらいにくさもあるかと思いますが、家賃支援給付金のサイト内にある『賃貸借契約等証明書』をもらうのが一番手っ取り早いです。
 当方保管のオフィス賃貸にかかる一番最初の契約書は、10年以上前のものでかつ自動更新。また契約した頃と家主側の代表取締役が変わっていることなど、様々な点が給付金申請にあたり、不備と突っ込まれそうな点ばかりでしたので、改めて『賃貸借契約等証明書』を書いてもらいました。
 たまたまですが、自動更新となる年度の満了日が8月31日だったため、申請日と重なり、また9月1日以降も更新が続いていることを証明する必要があると思い、『賃貸借契約等証明書』は2枚書いてもらいました。

 上図のように2枚の『賃貸借契約等証明書』を作成してもらい、申請日(8月31日)以降も契約が続いていることをアピールしたうえで、サイト内の『賃貸借契約書等』欄には、当初の(これのみでは不備と突っ込まれるであろう)建物賃貸契約書を表紙から最後のページまでをスキャンしたもの、『2020年4月1日以降の新たな賃貸借契約書~』には、上図の2枚の証明書をまとめてスキャンしたものを添付し申請しました。
※ 契約期間の上にあるかっこ書き、(契約書の期間が・・・含んでいない理由)については、未記入でも書類審査は通過しています。

 契約書に関しては、こうすることで1度も不備の指摘を受けることなく入金となりました。

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