目的条文の暗記
暗記用シートを作る。
一般常識科目に限らず全科目共通の対策とも言えますが、各法律の目的条文は、”ひととおり目を通す”以上のことをしなければなりません。最近は1条から出ることはあまりありませんが、出題されなくなったとも言えません。仮に目的条文から出された場合、受験者の正答率は高くなり、救済がかかりにくくなると予想します。そのためにもスキマ時間を使って少しでも文に触れておく必要があります。
作り方
管理人は各条文をテキストから起こし、左のように全文入ったパターンと、穴埋め問題式にした2セットを作ってクリアファイルにしまって仕事中のスキマ時間(外回りに行った際の取引先との待ち時間等)に確認できるようにしていました。
また、机で勉強できる時は、勉強する法律の講義を聞く前や過去問を解く前に目的条文の確認を常に行っていました。
目的条文シートを作る際に意識した点
・ テキストで赤字になっている部分を穴埋め問題化させる(上図の右側参照)。
・ 予備校の模擬(予想)問題で出された箇所は予備校名(復習用)とアンダーラインを付ける。
・ 違う法律で同じ文言がある時はマーカーや記号(アルファベット等)を付ける。
学習方法(覚え方)
穴埋めになっているシートを見ながら、音読(黙読でもOK)しながら、随時答え合わせをしていき、読みに詰まったり覚えていなければ、穴埋め部分に正解を書いて覚えるようにしました。穴埋めシート側はその都度新しい用紙をプリントし差し替えていました。
当ブログを書く際に調べていたのですが、資格の大原・社労士ブログでも同じような学習方法がありました。
私、管理人が試験当日、紙ベースとして持っていったテキスト類はこれだけでした。あとは参考書等のわかりにくい部分をスマホで撮影したもの10枚程度です。
目的条文は完全暗記するしかないのか。
何十種類もある法律の目的条文すべてを試験日までに丸暗記と言うのは不可能だと思います。ただ、いざ出題された時に、四択の中から正解肢を断定できればOKですし、わからないとしても馴染みのないダミー肢を消すなどして正解への確率を高めることはできると思います。
受験生がノーマークになった時にふと出される”スクイズ”のような目的条文問題。もし出されても慌てることのないよう日頃から意識しておく必要があります。