【第57回社労士試験】令和7年(2025年)合格ライン予想

社労士試験
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選択式

総論

 全体的なレベルとしては昨年並み。また、例年通り一般常識(労一、社一)は難しい年となりました。特に労働に関する一般常識(労一)に関しては難易度は高めで、ここ最近は救済科目とならないようにしている問題構成でしたが、今年は救済科目となる可能性が高そうです。

問1/労働基準法・労働安全衛生法

 問Aと問Bはテキストの太字項目。過去にも択一式で出題実績ありの部分です。問Cに関してもテキストに記載の多い判例であり、文脈から解けたかも知れません。問Dは難しめ。問Eは、過去に安衛法43条で出た選択式(突起物・展示)との混乱に気を付けたいところ。

難易度・・・普通 / 目標点数・・・3点

問2/労働者災害補償保険法

 問Aと問Bはテキスト掲載レベル。反対に問Cは学習範囲外のレベル。問D、問Eは判例からですが、問Eに関しては、文章最後のほうにある”支給不支給の決定”と書かれた部分をヒントに正解を見つけられるかがポイントです。

難易度・・・やや難 / 目標点数・・・3点(※)
※ 別途下段に解説有り。

問3/雇用保険法

 問A,Bは目的条文&法改正部分、問Cは過去にも出題実績ありの部分。問DもCと同じ部分から。問Eも過去に出題実績のある”基礎期間”からの問題と得点源科目でした。

難易度・・・易 / 目標点数・・・4点

問4/労働に関する一般常識

 問A,Bは良い問題と思いました。65歳以上の就業者について「医療、福祉」分野が増えているということは人出不足の業界(特に介護)に高齢者でも働く意欲がある方(働かないといけない方も入ってきますが。。。)がすぐ働ける環境にある(自宅と勤務場所が近い等)こと。「農業、林業」は働く人は過去との比較で減っているのに、就業者の割合が多い。つまり当該業種の高齢化の進行が表れた統計になっています。ただ解くとなるとダミー肢もそれっぽいのが多く難易度の高い問題でした。
 問Cは令和3年の択一式で出された箇所の選択式への振替だったので学習できていた方も多い筈。問D,Eは判例からですが、問Dは「食堂を使わせろ、使わせない」の内容から正解肢を選べるかも知れません。問Eはかなり難しいところが抜かれたので正解しにくかった部分です。

難易度・・・難 / 目標点数・・・2点

問5/社会保険に関する一般常識

 問Aは、国民年金納付率の問題ですが、最終納付率と現年度納付率の読み間違いさえなければ時事問題(一般常識)として”8割超え”の肢を選べたと思います。問BとCは10年以上前に択一式で出題された実績があり、テキスト掲載範囲ですが膨大な試験範囲の中では少々マイナー部分。問Dに関しては、”確定””給付”なので、安定したストックがあるかどうか、その名称を問うていて、2年前の選択式で今回とかなり近い部分の論点が出されているので、過去問部分から範囲を拡げた学習が出来ているか、と言う出題者の意図を感じました。問Eは時事問題。岸田政権時代、よくニュースで流れていたことを思い出します。FPの資格を持っている方や勉強中の方は解きやすかったかも知れません。

難易度・・・やや難 / 目標点数・・・3点

問6/健康保険法

 問A~Dまでは基本的内容。問Eのみ少々トリッキーですが、診療報酬を出す支払基金や国保連合会は申請書の提出先とは異なると考えれば消去法で正解肢を導き出せたかも知れません。

難易度・・・易 / 目標点数・・・4点

問7/厚生年金保険法

 問A,Bは選択式で過去出題実績あり。問Cは苦手とする受験生が多いと思いますが、これも過去に出題実績ありの部分が抜かれました。問D,Eは事例問題のため難しめの問題でした。

難易度・・・普通 / 目標点数・・・3点

問8/国民年金法

 問A~Cは国民年金保険料の基本的な問題。Cは多少時事問題絡みの問でした。問D,Eは俗に言う”年収の壁”的な問題でした。問A~Cの論点よりは難しかったかも知れません。

難易度・・・普通 / 目標点数・・・3点

救済の可能性について

 労一に関しては救済となる確率がかなり高いと感じています。続いて、労災と社一が難しさとして同レベルだったかなと言うのが解いてみた感想です。その3科目が救済となる可能性もありますが、受験生全体として2点以上取れそうなのが、一般常識として正解にたどり着ける社一(国民年金保険料の納付率と資産所得倍増プラン+α)で、反対に労災の方が現場で問題を見たときに対応がしにくく、2点を取るのが難しいと感じた受験生が多いのではないかと予想します。
(※)労災の目標点数を”3”としているのは、選択式での総得点を考慮したうえでの点数です。

合格基準(予想)

 総得点25点以上かつ各科目3点以上(ただし、労務管理その他の労働に関する一般常識、及び労働者災害補償保険法は2点以上)

択一式

総論

 全体的には例年通りの難易度で収まったのではないかと感じています。個数問題が昨年よりも多くなり、難易度の高い問題(難しすぎる!と思ったら取りあえず飛ばす問題)に時間を取られることのないよう、時間配分も合否を左右する要因となりそうです。
 選択式同様、一般常識科目が難しめですが、救済とまではいかなさそうです。解なし、また複数回答有りと言う問題がないものと仮定すれば昨年と同じくらいの平均点となりそうです。

合格基準(予想)

総得点44点以上かつ各科目4点以上

この合格予想基準は、管理人独自の見解です。合格ラインや救済科目についてのお問い合わせ等は承っておりませんので、ご了承ください。

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