【第53回社労士試験】直前期にやるべきこと

社労士試験

 第53回社労士試験まで残りあと2週間となりました(8月22日実施)。暑さもピークを迎えています。体調管理はいかがでしょうか。
 2年前受験生だった私は、8月に入ってから今まで解けていた問題が解けなくなったり、知識がポロポロと抜け落ちていく感覚に陥りました(あの不思議な感覚は今でも覚えています)。
 しかし、直前期こそ諦めずにもうひと頑張りすることで結果は変わってきます。お仕事をされている方は時間の確保が難しいですが、試験日に今までの努力をぶつけて合格を勝ち取りましょう。

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直前期の勉強法について

 もし、皆さんの中で勉強法が確立されているのであれば、それを信じて突き進むだけです。参考までに私が行っていた直前期の勉強法はこちらです。

1日1科目をベースに最終チェック

 社労士試験は試験科目が多く、また足切り制度もあるため満遍なく理解する必要があります。とは言え、勉強に費やせる時間と試験範囲(ボリューム)を考えると、1日1科目をベースに最終チェックを行い、以後その科目はやり切ったと捉え、横断整理等の理由がない限りは勉強しなおさないこととあらかじめ決めました。
 今年度の試験のスケジュールに科目を当てはめると下記のようになります。

8/14・・・労安
8/15・・・会場下見、労災(徴収)
8/16・・・雇用(徴収)
8/17・・・健保
8/18・・・国年
8/19・・・厚年
8/20・・・労一
8/21・・・社一

労一・社一は合格する為の最重要科目と考え、試験”最”直前期に日程を合わせました。

 この順番で私が各科目でやったことは、
①・目的条文(1条)を音読しながら紙に書く(今からこの科目を勉強するぞと脳ミソに呼びかける為)
②・過去の選択問題を総おさらい(10~15年分くらいをもう1度解きなおす。すでに目にしたことあるものばかりなのでそこまで時間はかからないはず。)
見直しに時間がかからないのであれば、+αとして、大手予備校の模擬試験で解いた選択問題まで確認範囲を広げると良いでしょう。
③・一問一答式の問題(通信教育や市販のテキストに載っているもので過去に解いたことあるもの)を解く。
③については事前に勉強できる時間を把握しておき、あらかじめ無理のない問題数を設定しておくとよいでしょう。

試験1週間前(今年度は8月15日)には試験会場の下見へ

 すでに試験場所が自宅から遠く、ホテルなどを予約している場合は不要だと思いますが、自宅から試験会場へ向かう場合は、試験の1週間前(試験日と同じ日曜日のダイヤ)に試験時間と同じ時間(9時過ぎ着)に会場へ到着するためのリハーサルはしておくことをお勧めします。
 来週ここで社労士試験を受けるんだと実際に会場を目にしておくことでモチベーションアップにも繋がりますし、試験会場の近くのコンビニや(日曜に営業している)喫茶店の有無をチェックすることもできます。

試験前日は早めに就寝

 試験前日は早めに勉強を切り上げ、0時前には寝るようにしましょう…でも多分寝られないと思います(笑)。ただ布団で横になっているだけでも疲れは取れます。やることはすべてやったと言い聞かせて試験問題や論点のことは思い返さないようにしましょう。目覚ましの設定は忘れずに。

模擬試験を直前期に見直すことはどうなのか

 私も受験生の頃、大手予備校の模擬試験を受けましたが、見直しは先に書いた通り選択問題のみで、択一式に関しては直前期ではノータッチでした。
 一問一答式のほうが間違えたところ=要再確認するところが明白なので、五肢択一式は直前期で触れることはありませんでした。
 あと模擬試験は本試験よりもかなり細かい論点を聞いていたりするので、そこでつまずくほうが時間的にもったいないです。
 1つの方法としては、受験生の正解率が高いものについては基本的な問題なので、 五肢とも問いを見直してみる。逆に正解率が低いもの(正解率30%以下)は、細かい論点と判断し、問題そのものを飛ばすか、その問題の正解肢のみ再確認するようにして、1つの問題に深入りしないようにしましょう。

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